Googleの「フォトスキャン」を使ったレコード・ジャケットのVinylStudioへの画像取込み 

投稿日:2019年10月30日 更新日:

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LPレコードをVinylStudioでハイレゾ録音したら最後にジャケットの画像を録音ファイルに挿入します。(FLACファイルですと、タグにアートワークを埋め込むことができます。) 

今まで、LPレコードのジャケットの取込みは、スマホアプリのiScannerを使っていました。 このアプリは、スキャナーで撮ったと同じ正面画像が得られる中々良いアプリと思っていましたが、光沢のあるジャケットは、照明の角度によって反射光が写ってしまう(グレア)使いにくさがありました。

このグレアを自動的に除去できるGoogleアプリの「フォトスキャン」を見つけましたので、ランパルとミュンフィンガー及びシュツットガルト室内管弦楽団によるアルバム『ミュンヒンガー/バッハ名曲集』を例に画像生成からVinylStudioに画像を取り込むまでのポイントを紹介します。

 

 

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Googleアプリの「フォトスキャン」について

iScannerは有料で、例えば書籍など多くのページをスキャンするには使い勝手が良いのですが、照明の映り込み(グレア)には弱点があります。 一方のGoogleアプリの「フォトスキャン」は無料アプリでしかも、グレアも自動で軽減できますので、レコードのジャケットを撮影するにはもってこいのアプリと思います。 

以下にレコードジャケットを撮った比較画像を示します。

Googleアプリの「フォトスキャン」

フラッシュありで撮影(フラッシュ無しですと若干グレアが出ました。)

iScannerの場合

 ↑グレアが出てます

 

『ミュンヒンガー/バッハ名曲集』のレコードジャケットを例にした「フォトスキャン」の使い方

使い方は至って簡単です。 以下は、『ミュンヒンガー/バッハ名曲集』のレコードジャケット画像を取り込んでみました。

使い方のポイント


スマホ画面

アプリを起動したあと、

  • 被写体のジャケットを画面中央におき、二重丸のボタンを押すとシャッター音がしてスマホ画面で示される様に四隅に4つの白丸が現れます。
  • 矢印の指示に従って白丸に向かって表示画面を移動させます。 最後の4つ目の白丸へ移動しますと自動でジャケットトリミングを含めた処理が実行されます。
  • トリミングの微調整を行います。

この時点で、ジャケット画像は、MACのOSXの写真アプリへも共有されていますので、MAC上で画質の明るさや色調整などが行えます。

「フォトスキャン」で撮った完成画像です。

 

VinylStudioへの画像取込み

それでは、「フォトスキャン」で撮った完成画像をVinylStudioに取り込みます。 以下は、MACのOSXでの手順です。 また、既にVinylStudioでレコードからハイレゾ録音し、ノイズ抑制や音質調整し、楽曲分離が終わった前提で手順を説明します。

VinylStudioの【Split Tracks】タグ画面にて【Edit Tracks Details】ボタンをクリックしますと下の画面が開きますので、本来はOSXの写真アプリから完成したレコードジャケット画像をコピーして下の【Paste】ボタンをクリックすれば画像が貼り付けられるハズですが、【Paste】ボタンがアクティブにならず貼り付けることができません。(写真アプリ画像のフォーマットが受付されないようです。)

そこで、ひと手間かける必要があります。 写真アプリの画像をコピーしたら、プレビューアプリを起動して「ファイル」→「クリップボードから新規作成」を選択した後、表示された画像をコピーしますと、今度はVinylStudioの【Paste】ボタンがアクティブになり貼り付けることができます。 先程のプレビューアプリは閉じて構いません。

画像が貼り付けられたら【Apply】をクリックします。 これで、例えばFLACファイルのタグにこのジャケット画像(アートワーク)が挿入されます。

 

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音声ファイル・タグのアートワークを確認する

通常は確認する必要はありませんが、ジャケット画像が音声ファイルのタグに挿入されいるか、OSXのフリーアプリのTag Editor for Macを使って念のため確認してみました。

『Tag Editor for Mac』を起動し、ハイレゾ音源ファイル(FLAC24bit 96khz)の『第5曲- ポロネーズ-ドゥーブル』をドラッグ・アンド・ドロップしますと、ちょっと見にくいのですが、以下のようにアートワークにレコードジャケットの画像が確認できました。

 

♫『ミュンヒンガー/バッハ名曲集』の管弦楽組曲 第2番を聴いてみてください

『ミュンヒンガー/バッハ名曲集』を購入したのが1962年頃でしたので、既に57年経過し盤質が若干悪化してプチノイズが気になりますが、聴いてみてください。

この『管弦楽組曲 第2番』のフルートは彼の有名なジャン=ピエール・ランパル(1922年1月7日 - 2000年5月20日)39才時点の録音です。 その音は明瞭で明るくランパルの才がいかんなく発揮されています。

クレジット

録音:Studio 1961年6月
指揮カール・ミュンヒンガー
作曲ヨハン・セバスティアン・バッハ
演奏者ジャン=ピエール・ランパル 、 シュトゥットガルト室内管弦楽団

AAC 48khz 160kbps

ADR バッハ 管弦楽組曲 第2番
Fl.ランパル ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団

 FLAC 24bit 96khz 第5曲- ポロネーズ-ドゥーブル バッハ管弦楽組曲 第2番ファイルの
DLは、このボタンをクリック

 

(参考)ランパルのテレマン

♫ テレマン作曲 フルートとハープシコードのためのソナタ ハ短調

MP3 320kbps

 

以上、Googleの「フォトスキャン」を使ったレコードジャケットのアートワークをVinylStudioへの取込む方法の紹介でした。 さすがGoogleが作ったでけあって「フォトスキャン」は無料でありながらUI的にも優れたスマホアプリだと思いました。

 

『ミュンヒンガー/バッハ』カタログを見る

 


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