
『グリュミオーが弾くモーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番・トルコ風』はコリン・デイヴィスが指揮した1962年の録音です。 若干盤質や録音のイマイチなところがありますが、
グリュミオーの弾くバイオリンが素晴らしく、第2楽章が最も印象に残る名演奏でした。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲とクレジット
モーツァルトのピアノ協奏曲が1番から27番までの27曲に対してバイオリン協奏曲はたった5曲しかありません。 元々モーツァルトは父のレオポルドの指導でバイオリンを習い、奏者としても秀でたものがあったのに5曲の協奏曲しか創作しなかったのは何故か? 諸説あるようですが、父レオポルドのファザーコンプレックスに一因があった様に思います。
このヴァイオリン協奏曲第5番・トルコ風は、モーツァルト最後のコンチェルトで19歳で作曲されました。 19歳でこのような曲を作曲できるとは驚異的でまさに天才と言う他ありませんね。
クレジット
Concerto For Violin And Orchestra No.5 In A Major, K.219
Composed By – Wolfgang Amadeus Mozart
Conductor – Colin Davis
Orchestra – London Symphony Orchestra
Violin – Arthur Grumiaux
ハイレゾ録音について
項目 |
条件 |
使用カートリッジ |
DENON DL103R |
ADコンバータ |
GT40α |
録音ソフト |
VinylStudio |
盤質(クリック/分) |
52(クリック/分) クリックノイズ抑制しています。 |
ランブルフィルタ |
あり |
音質調整 |
フラット |
録音フォーマット |
96khz 24bit FLAC |
♫ では、聴いてみてください
AAC 48khz 256kbps |
ハイレゾ録音はファイル容量の関係から第2楽章のみです。
以下からダウンロードできます。
DLは、このボタンをクリック
フォーマット : FLAC
フォーマット/情報 : Free Lossless Audio Codec
ながさ : 9分 44秒
ビットレートモード : VBR モード
ビットレート : 2 682 Kbps
チャンネル : 2 チャンネル
Channel layout : L R
サンプルレート : 96.0 KHz
BitDepth/String: 24 ビット
ストリームサイズ : 187 MiB (100%)
使用したライブラリ : libFLAC 1.2.0 (UTC 2014-11-25)
ポイント
オススメは2楽章です。
クラシックの2楽章は、心が癒やされる曲が多いのですが、この中でもこの2楽章は、曲想が自然で、不要な音は削ぎ落とされ、必要な音しか存在していない様に思います。 更にグリュミオーが弾くカデンツァはシンプルでモーツァルトの曲想と相まって更に至高の安らぎを醸し出しているように感じます。