広告 ハイレゾレコーディング

ヴェルディのLA TRAVATA(椿姫)のレコードをハイレゾ収録しました。

スポンサーリンク

 

ハイレゾ収録したレコードは、1962年録音7月(61年前の録音) アントニーノ・ヴォットが指揮したヴェルディのオペラ-LA TRAVATA(椿姫)です。 このレコードは、ドイツ・グラモフォンによるミラノ・スカラ座シリーズの一つで前回のTROVATOREに引き続きハイレゾ収録しました。 

今回は、Play List を工夫して、盤面(side1〜4)を選択すると粗筋や配役の表示が切り替わる様にしました。

 

LA TRAVATA(椿姫)の全曲を聴く

レコードから収録したハイレゾ(Flac:24bit 96khz)ファルから、「Automatorを使ったXLDアプリ」でAAC (160kbps 48khz)に変換したサウンドです。

 

収録したハイレゾファイルのスペクトルを見る(動画)

第1幕「乾杯の歌」のスペクトルです。 ハイレゾ96khzですので、再生できる上限周波数が48khzまで延びていることが分かります。 (スペクトル表示は、Windows版のWaveSpectraソフトを使用)

 

LA TRAVATAのレコードについて

point
1
レコード・クレジット

このLA TRAVATA(椿姫)は、全曲2枚組(side1〜4)で構成され、配役は以下の通り。

ヴィオレッタ・ヴァレリー:レナータ・スコット
フローラ・ベルヴォワ:ジュリアーナ・タヴォラッチーニ
アンニーナ:アルマンダ・ボナート
アルフレード・ジェルモン:ジャンニ・ライモンディ
父ジョルジョ・ジェルモン:エットーレ・バスティアーニ
レトリエール子爵ガストーネ:フランコ・リシャルディ
ドゥフォル男爵:ジュゼッペ・モッレジ

ドビニー侯爵:ヴィルジリオ・カルボナーリ
グレンヴィル医師:シルヴィオ・マイオニカ
ジュゼッペ、ヴィオレッタの使用人:アンジェロ・メルキュリアーリ
フローラの使用人:ヴィルジリオ・カルボナーリ
コミッサリー:ジュゼッペ・モレジ

スカラ座合唱団・管弦楽団
合唱指揮者:ノルベルト・モラ
指揮者:アントニーノ・ヴォット

協力:スカラ座自治政府

point
2
このレコード音源はパブリックドメイン?

レコード・レーベルを見ると「 ⓟ1963 Polydor International GmbH」と表記されⓟ1963からレコードの最初の発行年が1963年であることが分かります。 また、ヴェルディの没年が 1901年1月27日ですので、それぞれを弊記事で紹介した「レコードのパブリックドメイン(目安)チェッカー」に入力して調べると、あくまで目安ですが日本国内でパブリックドメインに該当していると思われます。

blank

 

 

ハイレゾ収録の実際

point
1
ハイレゾ収録に当たって

以下の内容で収録しました。

point
2
Vinylstudio:Cleanup処理

収録後、Vinylstudioの「Cleanup」タグを開いて、以下の処理を行いました。

  1. 低域ノイズ抑制処理:Rumble フィルターを「ON」
  2. 音量の最適化処理:Normalizeを「 -3db」で設定
  3. クリック抑制処理を実行。 クリック処理数の結果は、以下の通りで、Side3が若干多く3490個ありましたが全体的には盤面の汚れ具合は普通レベルと思われます。
クリック抑制状況(default設定のまま)
レコード面:side クリック処理数 レコード面:side クリック処理数
side1  1535 side3 2167
side2 2318 side4 3490

Cleanup処理等は、「Vinylstudio録音手順」を参照してください。

以上の処理を行った後、盤面(side1〜4)の分割処理します。 それぞれのトラックをFlac(24bit 96khz)フォーマットで書出してハイレゾ収録の完成です。

 

 

以上、ヴェルディのLA TRAVATA(椿姫)のレコードのハイレゾ化でした。

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

 

t