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Rapidweaver7からWordPressへの移行(準備編)

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WP icon

現在(2018/10/1)は、Rapidweaver7でブログを公開していますが、この度、WordPressへの移行を決意しました。

現状は、過去記事の移植中で未公開ながら、ロリポップ・サーバーへWordPress(メンテナンスモード)を設置したところです。 WordPressをサーバーへ設置するまでの手順(準備編)をブログします。

次のブログ記事を投稿する時には、WordPressへの完全移行を予定しています。

移行を決めた理由

このサイトをSSL化したところ、Rapidweaver7で不具合(以前ブログ参照)があり、ソフト会社(Realmac Software)に問い合わせしたものの、満足の行く回答が得られず、Rapidweaverに嫌気がさしWordPressに移行することを決意しました。
また、WordPressは、無料でありながら、テーマもプラグインも豊富で世界シェアーNo.1のブログ作成ツールであることも魅力的です。

 

今までWordPressを躊躇していた理由

Rapidweaver7は、静的ページ(HTML)を作成するブログツールですので、実態があり単純で理解しやすいのですが、一方のWordPressは、以前から興味があったものの、PHP言語とSQLデータベースを用いてサーバー側で動的ページ(HTML化)を作成しますので、ファイル実態がなく、複雑で取っつきにくく、またセキュリティ上も、動的ページ(HTML)の構築時間上も問題がありそうでしたので、これも今まで躊躇した一因でした。

 

ロリポップサーバへのWordPress移行に向けて準備したこと

1.参考にした書籍

WordPress Perfect GuideBook 4.x対応版は、最初に読んだ時には、いまいち判り難い本でしたが、ローカルPCにWordPressをインストールして、WPを使いながら読み進めていく内に、必要なセキュリティ用プラグインなどの説明が良くマトメられていて大変参考になりました。

 

2.ローカルPCへWordPressをインストール

WordPress(以下WPに略します)を使いこなすために、ローカルPCへWPをインストールしました。 ローカルPCへWPをインストールするためには、MAMPという、SQLデータベースを設置する必要があります。 ネットで検索して、MAMP設置とWPのインストールしてください。

WPのテーマは、シンプルで子テーマも付属している「Simplicity2」にしました。 その後、RapidWeaver7で使用していたCSSやAudio.js要素などを「Simplicity2」の子テーマへコピペし、順次ブログ記事(一部)や固定ページを移植して行きました。

(Tips-1)LAN内の端末でWPのダッシュボードを閲覧するには(MAMPを起動しておいて)

デフォルトでは「http://localhost:8888/wordpress/wp-admin/」になっていて、PC上では閲覧できますが、例えば、LAN内のiPhoneでは、閲覧できません。 閲覧するには、localhost:8888の部分を、以下のようにPCのIPアドレスに変えればOKです。(IPアドレスを調べるには、MACアプリの「IP Scanner」などで調べます)

WPの 設定>一般で以下のように設定します。

以上を設定すると、ローカル端末で、ブラウザURL入力欄に「http://192.168.11.8:8888/wordpress/wp-admin/」を入力すれば、端末でWPのダッシュボードが開きます。

注意ポイント

DHPCサーバにしておくと、MACBOOKのIPアドレスが変動するので、ネットワークの環境設定で、詳細設定に入り、TCP/IPタブから「手動入力」を選んで「IPアドレス」を固定(指定)にしておく必要があります。

3.ローカルPC・WPからロリポップサーバへの移転

ある程度WPの操作に習熟できたタイミングで、ロリポップサーバへWPを移行しました。(ロリポップサーバは、SQLサーバに対応しているライトプラン以上でないとWPは使えません。)

単純に、PCにインストールされているWPフォルダー以下をロリポップサーバへアップロードしてもNGですので、ロリポップサーバにデーターベースを作成してから、WPを新規インストールします。

データーベースの作成からWPのインストール手順は、ロリポップマニュアル「WordPress(ワードプレス)の設置」を参照してください。

(Tips-2)ここで、SSL化について

既に当サイトはSSL化していますので、独自ドメインの公開フォルダーの中にWPをインストールすれば、何もすることなしにhttps化されます。 WPの 設定>一般で、WPのサイトアドレスとサイトアドレスをhttps://pianoforete32.com/wordpressとします。

それでは、ローカルPCにあるWPデータ(移植したブログ記事の一部や固定ページ)をロリポップサーバに新規インストールしたWPへ移行させます。

そのために、WPのプラグイン「All-in-One WP Migration」を夫々のWPのプラグインを新規追加しておき、PCのWP側は、エクスポートロリポップサーバ側のWPは、インポートして、すべてのデータの移行を簡単に行なえます。

「All-in-One WP Migration」の使い方で参考にさせて頂いたURLは以下です。
https://techacademy.jp/magazine/7859

4.WPの非公開化

以上で、もはやロリポップサーバのWPは、公開されています。 WPのサイトが完成するまで
第3者の目に触れさせないことが必要ですので以下の設定を行いました。

1)検索エンジンがサイトをインデックスさせない
「設定」>「表示設定」

2)WPをメンテナンスモードにする
プラグインWP Maintenance Modeを新規追加して、有効化すると、管理メニューの「設定」の中に「WP Maintenance Mode」というメニューができるので、そこから設定することができます。
参考にさせて頂いたURL
https://handywebdesign.net/2017/11/plugin-wp-maintenance-mode/

メンテナンスモードにすると、第3者からアクセスがあると、ブラウザに以下が表示されるようになります。

 

 

 

Rapidweaverの記事をWordPressへ移行

プラグインの”HTML Import 2”を使ってみましたが、記事がうまくWPへ移行できず、記事数も50本程度で手作業でWPへコピペすることにしました。 画像は、ブラウザより、「画像アドレスをコピー」でWPのエディタへ貼り付けました。

なお、記事の移植作業に当たっては、RWの旧ページのパーマリンクのスラッグ名とWPのパーマリンクのスラッグ名を同じにしておきました。(重要)

(Tips-3)TinyMCEエディタのビジュアルモードで貼付けたhtmlコード(タグ)が消える

自動整形機能が原因の様で、Simplicity2 child: Theme Functions (functions.php)の最後に以下コードを追加したらhtmlタグが消えなくなりました。
参考にしたURL:
http://blog.yuhiisk.com/archive/2017/05/11/tiny-mce-before-init-setting.html

なお、定型的なHTMLコード(アドセンスコードetc)であれば、「Post Snippets」のショートコードを使うことをお勧めします。

(Tips-4)Javascript(jQuery)コードはどこに配置したら良いか?

単純に「Simplicity2 child: javascript.js」にjavascriptを書けばOKでした。

 

WP導入したプラグイン一覧(参考)

  • AddQuicktag:HTML エディターやビジュアルリッチエディターで定型入力に使用できるクイックタグを簡単に追加・管理できます。
  • Akismet Anti-Spam (アンチスパム):何百万もの利用実績がある Akismet はあなたのブログをスパムから保護する最良の方法といえるでしょう。このサイトでの設定は完了しており Akismet が常時保護しています。
  • All-in-One WP Migration:すべてのブログデータを移行するツール。1クリックでブログコンテンツをインポートまたはエクスポートします。
  • OnePress Image Elevator:Save tons of time, when adding images into your posts! Paste images from clipboard directly into the post editor! Write articles, tutorials, reviews, news with pleasure by using Image Elevator!
  • Post Snippets:定型的なHTMLコードなどを設定しておき、ショートコードを記事内に設置できます。(Create a library of reusable content and insert it into your posts and pages. Navigate to "Settings > Post Snippets" to get started.)

(Tips-5)”Post Snippets”は便利ですが、設定を更新などすると、”403 Error”になる

面倒ですが、ロリポップサーバの セキュリティ>WAF設定に入って、当該ドメインを無効にすると回避できます。(無効になるまで5分程度時間を要しました) Post Snippetsを設定し終わったら有効に戻す必要があります。 その他のプラグインでも同様に、WAFを無効にしないと設定できない場合がありました。

  •  TinyMCE Advanced:WordPress ビジュアルエディター TinyMCE の高度な機能とプラグインを有効化します。
  •  TinyMCE Clear Float:画像の回り込み解除ボタン(Adds a button to the WordPress TinyMCE editor to clear floats.)
  •  WP Maintenance Mode:サイトにスプラッシュページを追加することで訪問者にあなたのサイトがメンテナンスでダウン中だと知らせることができます。カミングスーンページにうってつけです。

 

移行・完了編へ続く

 

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