
MediaInfoは、サウンドファイルの情報を得る便利なアプリです。 今までGUI版(Graphical User Interface)を使っていましたが、最近 CLI版(command line Interface)があることをを知りました。
この CLI版と macOSショートカットアプリを組み合わせて 選択したサウンドファイルの情報をテキストファイルに保存するワークフローアプリを作ってみました。
今までのMediaInfo・GUI版は、サウンドファイルの情報をマルチで見ることが出来ません。 あるファイル情報を見ながら別のファイル情報を見ようとすると、今ままでの情報が閉じてしまい、一々MediaInfo情報をテキストファイル等にコピペして比較していました。 この作業は非効率ですので、これをMediaInfo・CLI版を利用したmacOSショートカットアプリを活用することでGUI版の不満点を改善するのが今回の紹介記事です。(当記事は2026/5/15に更新しました)
MediaInfo・CLI版について

ターミナルを起動して、 mediainfo -help と打ち込んで見てください。 ターミナルの画面に構文やオプションの説明が表示されると思います。
もしもエラーになる場合は、MediaInfo・CLI版がインストールされていない可能性があります。 その時は、MediaInfoのダウンロードサイトに行って、CLI v26.01(現在)をDLしてインストールしてください。
なお、MediaInfo・CLI版のインストール先は、
/usr/local/bin/mediainfo になりますので、ご注意ください。
command ターミナルを起動して、「mediainfo -help」と入力するとhelpが表示され mediainfo CLIがインストールされていることが分かります。 ----- MediaInfo Command line, MediaInfoLib - v20.09 Usage: "mediainfo [-Options...] FileName1 [Filename2...]" //中略 --LogFile=... Save the output in the specified file // 略
MediaInfo CLIを使った「MediaInfo Quick Action」ショートカットの概要
概要:Finderにあるメディアファイルを選択(複数可)した後、右クリックしてクイックアクションから「MediaInfo Quick Action」を選択することで、選択したファイルのメディア情報をテキストエディットに表示させます。 例えばFlacファイルをAACファイルに変換したメディア情報を一覧表示して確認することができます。
詳しくは、下の動画を参照してください。
一覧表示されたMediaInfo情報
MediaInfo.txt (上下にスクロールします)
「MediaInfo Quick Action」ショートカットの作成手順
macOSショートカット・アプリを起動して「ファイル」>「新規ショートカット」をクリックすると、まっさらなショートカット編集画面が現れます。 今回のアクションは一つで「シェルスクリプトを実行」を配置します。 下に、今回のショートカットの編集画面を示しますので、これに倣えばクイックアクション用のショートカット【MediaInfo Quick Action】が作成できます。

シェルスクリプトを実行のScript詳細
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# ------ # MediaInfoで動画・音声ファイルの情報を取得し表示する。 # ------ export LANG=ja_JP.UTF-8 # 文字化け対策 OUT="/Users/ユーザー/MediaInfo.txt" > "$OUT" #事前にファイルを空にしてから >>で追記 for file in "$@"; do echo "" >> "$OUT" #スペース改行 echo "━━━━━━━━━━━━━━━━━━" >> "$OUT" echo "FILE: $(basename "$file")" >> "$OUT" echo "━━━━━━━━━━━━━━━━━━" >> "$OUT" /usr/local/bin/mediainfo "$file" >> "$OUT" #mediainfo情報を追記 -fで詳細情報になる。 done open -a TextEdit "$OUT" # -aオプションで前面表示 |
Scriptの説明
- 4行目:mediainfo で出力されたデータの文字化けを防止する
- 5行目;ユーザーフォルダにテンポラリファイル(OUT)としてMediaInfo.txtを指定しています。
- 9行目:for文で回し、Finderで選択されたファイル(複数可)を処理します。 >>でOUT(MediaInfo.txt)に追記(append)します。
- 14行目:インストールされいるmediainfo CLIをフルパスで指定し、メディア情報をOUT(MediaInfo.txt)に追記します。
mediainfo CLIはここをクリックして、公式サイトからCLI(CLI v26.01 )をダウンロードでしておきます。 - 15行目:doneでfor文の終点
- 16行目:ユーザフォルダーに保存されているOUT(MediaInfo.txt)ファイルをTextEditで開きます。
ーー 以上で MediaInfo Quick Action ショートカットの完成です。 ーー
補足:MediaInfo 表示方法の変更
テンポラリファイル(MediaInfo.txt)を止めて、変わりにクイックルックにMediaInfo情報を表示さる方法です。 [シェルスクリプトを実行]アクションを下に示すscriptに書き換えた後、[シェルスクリプトを実行]アクションの下に、[クイックルック]アクションを追加配置することで、クイックルックでMediaInfo情報が表示されます。
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# ------ # MediaInfoで動画・音声ファイルの情報を取得し表示する。 # ------ export LANG=ja_JP.UTF-8 # 文字化け対策 OUT="" for file in "$@"; do info=$(/usr/local/bin/mediainfo "$file") OUT+=" ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FILE: $(basename "$file") ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ $info " done echo "$OUT" |
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追加配置した[クイックルック]アクションに、21行目でMediaInfo情報が格納されている $OUT オブジェクトを渡します。 クイックルックにMediaInfo情報が表示されますので、こちらの方法が効率的ですのでオススメです。