当ブログのレンタルサーバー先であるロリポップは、2020年5月14日 からPHP7.4の提供が開始されました。 このグレードアップで、PHPの処理速度の向上やセキュリティの向上などが図れるとのことで、早速 PHP7.4に移行を行いました。
バージョンは設定したものの、本当にサーバーが PHP7.4 に移行されいるか?知りたくなりなります。 今回も Post Snippetsプラグインを使って簡単にPHPバージョンを確認する方法をご紹介します。
ロリポップサーバーPHP7.4(CGI版)について
ロリポップサイトのインフォメーション 抜粋
2020年5月14日付け(抜粋)
【PHPの処理速度の向上】
PHPはバージョンが上がるごとに改良が加えられており、新しいバージョンほど効率的に動作するようになっています。
アップグレードにより、以前のバージョンに比べてパフォーマンスが向上します。
【Webサイトのセキュリティの向上】
PHPにはサポート期間があり、サポートが終了した古いバージョンにはセキュリティ対策が行われません。
PHP7.1以前のバージョンは、公式のサポート期間が既に終了しています。
この機会にぜひ最新のPHP7.4への切り替えをご検討ください。
【WebPをご利用いただけます!】
ロリポップ!では、PHP7.3、PHP7.4においてサイトの高速表示に効果のあるWebP形式の画像ファイルをご利用いただけます。
PNGに比べ26%、 JPGに比べ25〜34%軽量化できるWebPをぜひご利用ください。
WebPの詳細についてはGoogle社のページをご覧ください。
▽A new image format for the Web(外部サイト)
https://developers.google.com/speed/webp/
対象プラン
この度、ロリポップ!では、全プランにてPHP7.4の提供を開始いたしました。
■内容
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・ハイスピードプラン、エンタープライズプランにおいて『PHP7.4(LiteSpeed版)』提供開始
・エコノミープラン、ライトプラン、スタンダードプラン、エンタープライズプラン※注 において『PHP7.4(CGI版)』提供開始
ということで、色々メリットがありそうなので、早速 PHP7.3から PHP7.4 へ移行することにしました。
PHP7.4への移行(設定)方法
移行は、非常に簡単です。 ロリポップ・サイトにログインし サーバーの管理・設定 > PHP設定 を開きます。
下の赤枠のプルダウンメニューから 7.4(CGI版)を選び変更ボタンをクリックして設定すれば完了です。
ただし、サーバーが 7.4 に移行するまでに約10分程度必要です。
ポイント
特段のトラブル無く、PHP7.4に移行できました。 移行によるページスピードの改善など体感上の変化はあまり感じられませんでしたので今後、WebP対応のトライなどを進めてみたいと思います。
PHP7.3にした時のトラブル事例です。
PHPバージョンの確認方法
さて、PHP7.4に移行したものの、本当にPHP7.4になったか?確認する術をネットでググってみますと、PHP関数(下記)を記述したhtmlファイルを作成しFTPアプリなどでサイトにアップロードした後、ブラウザで確認するという面倒な方法でした。 (セキュリティ上、PHPバージョンを確認後、アップロードしたhtmlファイルは削除する必要があります。)
バージョン等を確認するためのPHP関数
- PHPの全体情報を知る関数:phpinfo()
- PHPバージョンを知る関数:phpversion()
PHP バージョンを取得する関数の説明マニュアルは以下URLをご参照ください。https://www.php.net/manual/ja/function.phpversion.php
そこで、今回もPost Snippets プラグインを使ってショートコードを作成し、ショートコードを適当な投稿記事の中に埋め込んでプレビューすればPHPバージョンを知ることができる筈です。 なお、今回は phpversion() 関数を使用した例を示しています。
簡単な流れ
現在のPHP バージョンは、PHP7.x.x です。
以上、「ロリポップサーバー PHP7.4(CGI版)への移行とPHPバージョンの確認方法」でした。