友人宅を訪れた時に、壁に掛かった品の良い絵付け家具を見つけて、これは何?と聞いたところ、家内が絵付けをした「ヒンデローペン」とのこと。
この作品は、今までどこかで見たような、何故か懐かしさを覚える作品でした。
今回は。この「ヒンデローペン」について、紹介したいと思います。
ヒンデローペンとは
ヒンデローペンとは、オランダの北部にある「ヨーロッパの美しい村30選」にも選ばれた小さな村の名前です。 運河と立ち並ぶ町並みの風景は、まるでおとぎの国のような美しさです。
その村で生まれた素朴な絵付けの技法を、そのままヒンデローペンと呼んで伝統工芸として現在に伝えられています。
伝統的な基本モチーフと限定された色の制約の中から個人の感性で融合させていく面白さを楽しめます。
ヒンデローペンの絵付けは、木製家具や木製ボードに細い筆などで、アクリル絵の具で色付けします。
作品ギャラリー
この作者はヒンデローペンを愛し、日々研鑽を積まれ今に至っています。 この作者の作品を以下ご覧ください。
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♬ BGM:バッハ『イタリア協奏曲 BWV971』をお聴きください
この作品ギャラリーをご覧になりながら、グレン・グールドが弾く、ピアノ・ソナタ バッハ『イタリア協奏曲 BWV971』をBGMとしてお聴きください ♬
この♬ BGMは、1959年に録音されたLPレコードからハイレゾ録音したものを、AACでエンコード(256kbps)しています。 (CDは、amazonからでも購入できます。)
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若干盤質が悪く、一部ノイズもありますが、グレン・グールドの正確なピアノタッチは、この「ヒンデローペン」の絵付けの緻密さにも通じるものがあります。 ピアノ・ソナタでありながら、何故「協奏曲」の名前が付いているかと言いますと、バッハが、2段の鍵盤をもつチェンバロで作曲し、一人で演奏しながら、あたかもオーケストラとソロが奏でているかの様に作曲されているからです。
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