
友人宅を訪れた時に、壁に掛かった品の良い絵付け家具を見つけて、これは何?と聞いたところ、家内が絵付けをした「ヒンデローペン」とのこと。
この作品は、今までどこかで見たような、何故か懐かしさを覚える作品でした。
今回は。この「ヒンデローペン」について、紹介したいと思います。
ヒンデローペンとは
ヒンデローペンとは、オランダの北部にある「ヨーロッパの美しい村30選」にも選ばれた小さな村の名前です。 運河と立ち並ぶ町並みの風景は、まるでおとぎの国のような美しさです。
その村で生まれた素朴な絵付けの技法を、そのままヒンデローペンと呼んで伝統工芸として現在に伝えられています。
伝統的な基本モチーフと限定された色の制約の中から個人の感性で融合させていく面白さを楽しめます。
作者は、長年の研鑽を積んで今に至っています。
ヒンデローペンの絵付けは、木製家具や木製ボードに細い筆などで、アクリル絵の具で色付けします。
作品ギャラリー
先ずは、スライドショーでご覧ください。
<作品詳細>
サムネール写真を、パソコンの場合は1回クリック、スマホやタブレットの場合は2回タップしますと、作品が拡大します。
- 作品1−1天使達のおしゃべりタイム
- 作品1−2天使達のおしゃべりタイム
- 作品2 碧い音色
- 作品3−1オリエンタルの香り
- 作品3−2 テーブルの天面
- 作品3−3 テーブル
- 作品4キューピットの微笑み
- 作品5 飾りイス
- 作品5-2 背もたれ拡大
- 作品6 トレー
- 作品7 スプーンラック
- 作品8 スプーンラック
- 作品9 収納BOX
- 作品10 チェスト
- 作品11 三段チェスト
♬ BGM:バッハ『イタリア協奏曲 BWV971』をお聴きください
この作品ギャラリーをご覧になりながらグレン・グールドが弾く、ピアノ・ソナタ バッハ『イタリア協奏曲 BWV971』をお聴きください ♬
この♬ BGMは、1959年に録音されたLPレコードからハイレゾ録音したものを、AACでエンコード(256kbps)しています。 (CDは、amazonからでも購入できます。)
若干盤質が悪く、一部ノイズもありますが、グレン・グールドの正確なピアノタッチは、この「ヒンデローペン」の絵付けの緻密さにも通じるものがあります。
ピアノ・ソナタでありながら、何故「協奏曲」の名前が付いているかと言いますと、バッハが、2段の鍵盤をもつチェンバロで作曲し、一人で演奏しながら、あたかもオーケストラとソロが奏でているかの様に作曲されているからです。
それでは、グレン・グールドが弾くバッハと共に、ヒンデローペンをお楽しみください。
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