NHKの「らじる★らじる」の聴き逃し番組を高倍速で収録する方法等(下の参考を参照)を当ブログで紹介して来ましたが収録した後、楽曲毎に分割して保存したくなる時があります。
分割保存できるオーディオ編集アプリは多数有り、殆どのアプリは、手動または自動で分割できる機能を有しています。
しかし、自動分割は予め無音部の閾値を設定して曲間分割しますが、特にクラシックの楽曲では、弱音(ピアノ)部分が多く分割位置が誤認されてしまい、確実に分割するには手動で分割せざるを得ないことが分かりました。
手動で楽曲を操作性良く分割できるオーディオ編集アプリは、Audacityでした。 今回は収録した音声ファイルをAudacityで曲間分割する方法を紹介します。
参考
Audacityで音声波形データを選択する方法(予備知識)
音声波形データの選択は、楽曲の先頭と終点範囲を定め、楽曲分割を確定するために必要な操作です。
例えば、ある音声波形データを選択するには、波形の先頭の位置にクリック(カーソルを合わせ)して右にドラッグします。 選択範囲が明るくハイライトされます。
別の方法としては、音声波形の先頭の位置をクリックした後、Shiftキーを押しながら▶キーを押すことでも波形の選択ができます。
楽曲毎に分割しファイル保存するまでの流れ
Audacityを起動し、Finderで「らじる★らじる」の聴き逃し番組などが収録されているファイルをAudacityにドラッグ・アンド・ドロップして、収録ファイルを読み込みます。
Step
1 ナレーションの削除
Step
2 楽曲部のラベル付け
Step
3 楽曲の分割保存
- ファイル > 「オーディオをエクスポート」 を選択した後、「どの様にエクスポートしますか?」画面に遷移するので、「コンピュータにエクスポート」ボタンを押す。
- 下の「オーディオをエクスポート」画面に遷移するので、エクスポート(保存)する音声フォーマットなどを設定した後、
- エクスポート範囲を「複数ファイル」に、ファイル分割基準を「ラベル」に、ファイルの命名を「ラベル/トラック名の使用」に設定する。
- メタデータを付ける場合は、「メタデータを編集」ボタンを押して必要メタデータを記述する。
- 以上が完了したら、「エクスポート」ボタンを押すと、参照フォルダー内に楽曲毎に分割されたラベル名のファイルで保存されます。
配信されているコンテンツは著作物なので、コンテンツを収録して個人的に利用する以外は著作権法違犯になる恐れがありますので、収録音源の取り扱いには注意が必要です。