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ドコモ光のプロバイダ変更による夜間の通信速度の低下を改善する

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過去記事の続きです。 「フレッツ速度測定サイト」を利用して 調べたところ、夜間に通信速度が低下するのはドコモ光のXXプロバイダに原因があると特定できました。 今回遅まきながら、XXプロバイダからv6プラス対応の「GMOとくとくBB」プロバイダに変更して通信速度の改善が見られましたので紹介します。 

なお、ドコモ光対応プロバイダ内の変更ですので切替え費用(3300円)は必要ですが月々の支払いの変動はありません。

※ ドコモ光・タイプAの対応プロバイダ
GMOとくとくBB、BIGLOBE、ドコモnet、Tigers-net.com、plala、DTI、andline、BB.excite、エディオンネット、@nifty、SYNAPSE、ic-net、楽天ブロードバンド、hi-ho、ネスク、TiKiTiKi、SIS

 

当宅のインターネット環境

従来

  • 契約・コース:「ドコモ光1ギガ」タイプA(マンションプラン)
  • プロバイダ✗✗プロバイダ
  • 宅内接続:VDSL(モジュラータイプ) 最大100Mbps
  • レンタル・モデム:型番はVH100「4」E「S」
  • Wi-Fiルータ:Buffalo WSR-2533DHPL2/NB (PPPoE接続 IPV4

今回(変更後)

  • 契約・コース:「ドコモ光1ギガ」タイプA(マンションプラン)
  • プロバイダGMOとくとくBB
  • 宅内接続:VDSL(モジュラータイプ) 最大100Mbps
  • レンタル・モデム:型番はVH100「4」E「S」
  • レンタル・Wi-FiルータPA-WX3600HP NEC (V6プラス接続

 

✗✗プロバイダで夜間に通信速度が低下していた状況

下のグラフは、過去記事で示された、ある日の「フレッツ速度測定サイト」で調べた(下り)通信速度(24時間)トレンドグラフです。 グリーン線グラフが✗✗プロバイダを経由しないNTT東西フレッツ網までの通信速度で、ブラウン線グラフが✗✗プロバイダを経由する通信速度を示しています。 

このグラフから分かることは、グリーン線は略安定しているが、✗✗プロバイダを経由するブラウン線が夜間大幅に通信速度(1Mbps以下になる)が低下しています。  このことから、設備上の問題では無く✗✗プロバイダが問題であることが特定できました。 

✗✗プロバイダへ、夜間になると大幅に通信速度が低下する問題についてメールで問い合わせしましたが対応が悪く、別のプロバイダに乗換えることを決断しました。
オペレータ
オペレータ

 

ドコモ光の対応プロバイダの中から「GMOとくとくBB」を選定した理由

  1. V6プラスで簡単にインターネット接続ができて、ipv4 over ipv6が利用できること。 
    → 通信速度が安定する。
  2. Wi-FiルータのPA-WX3600HP NECが無料レンタルできることこと。(3年経過で返却不要)
    今まで使用していたBuffalo WSR-2533DHPL2より性能が良い
V6プラスについて(Wikipediaから引用)
v6プラスとは、株式会社JPIX(旧JPNE)をVNE事業者とする、IPv4/IPv6インターネット接続サービスの総称である。 日本のNTT東西のフレッツ網で提供されるIPv6接続サービスの一方式である「インターネット (IPv6 IPoE) 接続」に対応している。 IPoE方式によるIPv6インターネット接続とともに、MAP-E[3]方式によるトンネリング (IPv4 over IPv6) を使用して、IPv6接続を介したIPv4接続を提供する。

 

インターネットへの接続手順

プロバイダ契約を変更した「GMOとくとくBB」から「v6プラス」への開通メールが届いたらインターネットに接続できます。 

case
1
既存のWi-Fiルータ(Buffalo WSR-2533DHPL2)利用の場合

簡単な流れ

  • safari等のブラウザを開いて、検索アドレスフィールドに「192.168.11.1」と入力。 Wi-Fiルータの設定画面を開くので、ユーザ名とパスワードを入れてログオンします。
  • 設定画面にある「詳細設定」タイルをクリックして、Internet > Internet(ルーターモード時のみ)から「v6プラスを使用する」を選択し設定します。
  • Internet > IPv6 から 「NDプロキシを使用する」を選択し設定します。
  • 約5分ほど待つと、V6プラスでインターネットに接続されました。

 

case
2
レンタルした新規のWi-Fiルータ(PA-WX3600HP)利用の場合

インターネット接続・手順

V6プラスのためインターネットへの接続は簡単です。 NTTモデムと新規Wi-FiルータのWANポートにLANケーブルを接続し新規Wi-Fiルータの電源を入れて、約5分ほど待つとV6プラスでインターネットに自動で接続できます。 後は、新規Wi-FiルータのSSIDとパスワードをWi-Fiに接続するディバイスにセットすれば完了です。 

オペレータ
オペレータ
Wi-Fiに接続するディバイスが多いとSSIDとパスワードの再設定で手間が掛かります。 次の手順で新規Wi-Fiルータに既存のSSIDとパスワードを上書きして引き継げばディバイスは何もする必要無くそのままでWi-Fiに繋がります。
既存のSSIDとパスワードの上書き・手順

簡単な流れ

  • 新規のWi-FiルータのLAN端子とLAN端子アダプタを付けたM1-MacBookにLANケーブルで接続し有線LANモードにします。
  • safari等のブラウザを開いて、検索アドレスフィールドに「192.168.10.1」と入力。 Wi-Fiルータの設定画面が開くので、ユーザ名とパスワードを入れてログオンします。
  • Wi-Fi(無線LAN)設定の「Wi-Fi 詳細設定 (2.4GHz)」をクリックして、ネットワーク名(SSID)と暗号化キーに今までのSSIDとパスワードを上書きして設定します。
  • 同じ様に、Wi-Fi(無線LAN)設定のWi-Fi詳細設定(5GHz)で、今までのSSIDとパスワードを上書きして設定します。
  • 以上で、Wi-Fiに接続されたディバイスが今まで通り使用できます。
備考:グローバルIPアドレスを調べるには、
https://test-ipv6.com/index.html.ja_JP のURLをクリックすると、IPv4とIPv6のグローバルIPアドレスを調べられます。 IPv4は固定IPアドレスになります。 
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GA4-アナリティクスで自分のBlogページのIPアドレス除外設定するには、
IPv4は固定IPアドレスを記述し、ipv6はIPアドレスのコロンで区切られた冒頭の4つを記述します。

 

効果の実感:夜間の通信速度が大幅に改善

プロバイダ変更後、実際に夜間でも通信速度を計測すると、下り:約90Mbps 上り:約80Mbps でPINGやJITTERも少なく良好で安定していることを確認しました。これにより、ストリーミングや、テレワーク時の作業も快適になり、大きなストレスの解消につながりました。 通信速度の低下が気になる方は、特にv6プラス対応のプロバイダ変更を検討してみるのも一つの方法です。「GMOとくとくBB」は、安定した速度を提供しており、特に夜間の遅延が解消される点が大きなメリットです。

 

以上、「ドコモ光のプロバイダ変更の経緯とその効果を紹介しました。

 

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